人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ジョニー大倉 全作品 2

1983~最新

ジョニー大倉 全作品 2_d0022648_1884188.jpg
1983.09.25
JUNK CITY
チャイナ・タウン物語(ラブストーリー)


※ジョニー大倉&ベイ・ジャンク外人部隊
12thシングル



9th 1983.09.25 チャイナ・タウンから来た男
01 プロローグ
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_14525723.jpg02 JUNK CITY
03 マタハリ・ジュテーム
04 HERE I COME
05 SHOW TIME
06 チャイナ・タウン物語(ラヴ・ストーリー)
07 DON’T LET ME DAWN
08 ラプソディー・イン・ブルー
09 逃亡者(FUGITI VE)
10 黒いジュリアン
11 愛は死線を越えて
ジョニー大倉&ベイ・ジャンク外人部隊



ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_18131548.jpg1983.12.05
SHOW TIME
HERE I COME

※ジョニー大倉&ベイ・ジャンク外人部隊
(アルバム・ベスト未収録)
13thシングル



ジョニー大倉 全作品 2_d0022648_23375365.jpg
1987.12.05
今宵はパラダイス
DEAR MY FRIEND


※山一証券 中期国債ファンドCFイメージソング
14thシングル



10th 1987.12.05 I・ME・目眩/ジョニー大倉
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_0502063.jpg
01. 今宵(よる)はパラダイス
02. だいじょうぶ!ママ
03. モア一度ジェニー
04. 君の瞳が痛い
05. アイ・ミー・目眩
06. ゴールド・マイン
07. レトロ
08. 愛スミマセン
09. ディア・マイ・フレンド
10. 君にラヴ・タッチ


5年ぶりのオリジナルアルバム。1曲目の 「今宵はパラダイス」 はCMにも使われていた。2曲目はジョニーらしい元気の良いロックンロールナンバーの 「だいじょうぶママ」 。「I.ME.目眩」 「愛すみません」 は今までのジョニーとは一味違う仕上がり。



ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_5101347.jpg
1989.09.05
01.BOADERLESS 
02.PEACE VOICE

THE PLEASE
ジョニー大倉がキャロルのメンバーだった内海利勝と 虎舞竜の高橋ジョージ、田中清人の4人で結成のロックバンドとしての初シングル




THE PLEASE 1989.10.21 THE PLEASE
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_18372646.jpg01. レイジー・ミスティー・レディー
02. レディ・セブンティーン
03. ルイジアナ
04. 哀ミズリー
キャロルのジョニー大倉、内海利勝、 虎舞竜の高橋ジョージ、田中清人の4人で結成のロックバンド THE PLEASE の初リリースミニアルバム



THE PLEASE 1990.1.21 リーゼント夜明け前ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_2013468.gif
01.レイジー・ミスティー・レディー
02.哀・ミズリー
03.ヘィ・ママ・ロックンロール
04.憎いあの娘
05.変りえぬ愛
06.愛の叫び
07.ヘイ・タクシー
08.ファンキー・モンキー・ベイビー
09.じっとウエイティング・テレフォン
10.ブーン・プーン・ジャンクション
11.コール・ナンパー・セクシー109
12.涙のラスト・ハーモニー
13.哀ミズリー
14.レイジー・ミスティー・レディー
15.グッドパィ・マリァ

録①~⑧L89.9 ライブテイク



THE PLEASE 1990.09.05 CHOICE
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_18365531.jpg01. ダーティー・ヒーロー
02. グラッド・オール・オーヴァー
03. ジレンマ
04. ペレストロイカのハリウッドスター
05. 愛し合えばKOREAN
06. More Talk抱きしめて
07. 憧れのパーティーダンス
08. 渚のセレナーデ
09. 南風にVery Much
10. 夢ing Of You
11. エイント・ザット・ア・シェイム
12. 夢のかけら~ホールド・オン・タイト

永ちゃん抜きのキャロル再結成で話題を呼んだザ・プリーズのセカンド・アルバムだ。当時の雰囲気をなんとか出そうとしている心意気はよくわかる。永ちゃん役の高橋ジョージもビワ型ベースと永ちゃん唱法で健闘。5は南北朝鮮をテーマにしたシビアな曲。


THE PLEASE  1991.03.13 NEUTRAL
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_3273522.jpg
01. ピープル
02. ボーダーレス
03. 星屑のモニュメント
04. フジヤマ・パパ
05. キープ・オン・ロック
06. グッド・ミス・JJ
07. 季節はずれのハリケーン
08. フライング・イン・ザ・スカイ
09. ディア・マイ・フレンド
10. 砂の街
11. ザ・デイ・イン・ザ・ロック



ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_3585638.jpg
1991.06.05
そよ風の予感
ジレンマ
季節はずれのハリケーン


THE PLEASE



THE PLEASE 1993.08.21 PLEASEベスト 1989~1991
01. レイジー・ミスティー・レディー
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_3445442.jpg02. 哀・ミズリー
03. じっとウェイティング・テレフォン
04. ブーン・ブーン・ジャンクション
05. 涙のラスト・ハーモニー
06. ジレンマ
07. ペレストロイカのハリウッドスター
08. 愛し合えばコリーン
09. 夢のかけら~ホールド・オン・タイト
10. ボーダーレス
11. 星屑のモニュメント
12. ディア・マイ・フレンド
13. ピース・ヴォイス
14. ピープル
「ザ・プリーズ」 の解散でのベスト

 
ジョニー大倉 全作品 2_d0022648_472864.jpg2003.02.28
My Name Is Rock A Billian

1. 恋はセクシー
2. ASK ME
3. 二人だけ
4. ファンキー・モンキー・ベイビー
5. シークレットトラック(pc)
15thシングル マキシ



ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_1514554.jpg2005.04.13
4.13 KAWASAKI RETURN BLUES

01.SATURDAY NIGHT ANGEL
02.恋の苦手なテディボーイ
03.4.13
04.川崎リターンブルース
インディーズ GRCS-501
16thシングル



セルフカバー 2006.12.13 ヘイ・ママ・ロックンロール
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_15563947.jpg01 熱い夜
02 ヘイ・ママ・ロックンロール
03 ハイ・ティーン・ガール
04 ミッドナイト・ジョー
05 マドロスの唄
06 トラブル・メイカー
07 ハニー・エンジェル
08 今宵はパラダイス
09 君にLove Touch
10 ダーリン
11 ビブロス・ピープル
12 二人だけ
13 ブルー・ベイビー
14 命の限り
15 ヘイ・ママ・ロックンロール/All the children Ver.(ボーナス・トラック)
Carolのフロントの1人、リードヴォーカル&サイドギターとしてその名をRockの歴史に残したジョニー大倉のキャロル時代の名曲を含むセルフカヴァーアルバム


11th 2007.01.24 Johnny In Blue (+dvd)
ディスク 1
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_15573841.jpg01 Baby Blue
02 Please Talk To Me
03 Do You
04 Sexy Paradise
05 君にむなさわぎ
06 恋の苦手なTeddy Boy
07 Wonderful You
08 愛が淋しい
09 ロンサム・ジョニー・ボーイ
10 Goodbye Last Song
11 You Knock Me Down
12 想い出のアニー
ディスク 2
1 二人だけ
2 ヘイ・ママ・ロックン・ロール
ソロとしては 1987年のテイチクからリリースの 『I・ME・目眩』 以来、実に20年ぶりのオリジナルアルバム。ディスク2のDVDはキャロル時代の名曲。


ジョニー大倉 全作品 2_d0022648_4135225.jpg
2007.10.24
1.悲しみのキャンドル
2.BABY BLUE
3.BABY BLUE(acoustic version)


17thシングル



12th 2010.09.15 抱いて抱いて抱いて!ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_16152793.jpg
ジョニー大倉に、もはや 「元キャロル」 という代名詞はいらない。日本のロックンロールの礎を築き?開拓し続けてきた彼の存在感は、まさに唯一無二のもの。 3年ぶりのオリジナルフルアルバムは、ロックンロールの原点に還りながら新境地を拓く入魂の力作。
01 気まぐれセクシークイーン
02 月影のファンタジー
03 愛を下さい!
04 ムーンライトラプソディ
05 ロンリーブルーボーイ
06 90Box Teddy Boy
07 抱いて抱いて抱いて!
08 Listen to my music
09 恋はゆっくり
10 ROCK AND ROLL MUSIC~If you wanna dance with me~
11 セレナーデ
12 ハートは盗まれた~She’s the Cool~
13 リバプール殺人事件
14 Happy together~All The People Wish~


ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_13363794.jpg
2011.08.11
東北ピープル(愛を込めて)
日本語バージョン
英語バージョン
韓国語バージョン
中国語バージョン

18thシングル



セルフ 2013.01.16 I REMEMBER CAROL BY JOHNNY
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_18171631.jpg1.ファンキー・モンキー・ベイビー
2.緊急電話
3.憎いあの娘
4.恋の救急車
5.最後の恋人
6.やりきれない気持ち
7.ハニー・エンジェル
8.ホープ
9.レディ・セブンティーン
10.彼女は彼のもの
11.ヘイ・タクシー
12.愛の叫び
13.ルイジアンナ
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_18193954.jpg14.いとしのダーリン
15.二人だけ
16.0時5分の最終列車
17.コーヒー・ショップの女の娘
18.変わりえぬ愛
19.番格ロックのテーマ
20.恋する涙
21.ラスト・チャンス
22.雨のしずく
23.ヘイ・ママ・ロックン・ロール (Live Version) (Bonus Track)




12TH 2014.09.10  抱いて抱いて抱いて! ~スペシャル・エディション~
オリジナル・フル・アルバムの最高傑作!! ジョニー大倉、魂の集大成『抱いて抱いて抱いて!』が、幻のオリジナル・マスターを使用し、完全リニューアル!!
2010年4月13日銀座TACTで行われたライヴ音源をボーナス・ディスクに加え2枚組スペシャル・エディション版

ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_213297.jpg1
1. 気まぐれセクシークイーン
2. 月影のファンタジー
3. 愛を下さい!
4. ムーンライト ラプソディ
5. ロンリーブルーボーイ
6. 90Box Teddy Boy 試聴する
7. 抱いて抱いて抱いて! 試聴する
8. Listen to my music
9. 恋はゆっくり
10. ROCK AND ROLL MUSIC ~If you wanna dance with me~
11. セレナーデ
12. ハートは盗まれた ~She’s the Cool~
13. リバプール殺人事件
14. Happy together ~All The People Wish~

2
1. 2001年宇宙の旅~That’s All Right
2. 涙のテディ・ボーイ
3. レディ・セブンティーン
4. 彼女は彼のもの
5. ヘイ・タクシー
6. グッド・オールド・ロックンロール
7. ホープ
8. This Boy
9. 捨てたはずのコイン
10. 4.13
11. ハイティーン・ガール
12. Good bye Last Song
13. ビブロス・ピープル
14. ヘイ・ママ・ロックンロール
15. Hound Dog~緊急電話~The James Bond Theme (メドレー)
16. 命の限り
17. ラスト・チャンス
18. ファンキー・モンキー・ベイビー




ベスト2015.02.11
JOHNNY FOREVER -THE BEST 1975~1977

ジョニー大倉本人プロデュースによる最後の作品となるベストアルバム
今までCD化されていなかったシングル曲8.9.17.18.19を含むベスト
ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_10513576.jpg01. ヘイ・レゲェ・ブギ・ウギ
02. 昨日までは
03. 恋はつらい
04. 愛なき街角
05. ハイティーン・ガール
06. マイ・ラヴ
07. マドロスの唄 
08. いつになったら
09. 修理工ブルース
10. ハイウェイ・サタデイ・ナイト
11. ダーリン
12. 恋のロックン・ローラー
13. 川崎リターン・ブルース
14. ロッキン・ビリー
15. ブルー・ベイビー
16. 恋のまちぼうけ
17. ダイナマイトに火がついた
18. 恋する気持ち
19. 涙やさしく
20. トラブル・メーカ―
21. 命の限り
22. 4.13












2013.01.24

「週刊新潮」(新潮社)1月24日号で、矢沢との確執について語る。


ジョニーは今月16日にキャロルの曲をセルフカバーしたアルバム『アイ・リメンバー・キャロル・バイ・ジョニー』を発売したが、インタビューによると、矢沢が作詞作曲したキャロルの名曲「涙のテディ・ボーイ」と「夏の終り」を収録しようとしたところ、矢沢の許可が出なかった。そのためジョニーは「とにかく矢沢さんは“キャロルは俺のもの”という意識が強い」と指摘。昨年9月に矢沢が横浜・日産スタジアムで開催した40周年記念ライブで、元キャロルのリードギター内海利勝が、37年ぶりに矢沢との共演を果たしたことについては、「内海くんだけは呼んで(中略)僕には声もかけやしない。そういうひどいことを平気でする」と内幕を明かした。

ジョニーが俳優として評価され始めたころには、「ジョニー、ギャラいくらもらってんだ」と声をかけたそうで、その時の心境を「相変わらず金にうるせえオヤジなんだなって思ったね」。10年前から矢沢の事務所がキャロルの肖像権や商標を管理することで合意しているにもかかわらず、「矢沢さんには美味しいところを全部持っていかれた悔しさがあるかな……」と“恨み節”をこぼしたが、実際ジョニーに対しては音楽業界からも冷ややかな目線が向けられているという。

「キャロルの解散、長年の確執の原因は、矢沢がキャロルの実権を握ったのをジョニーが恨んでいるからだが、バンドの中期にジョニーがドラッグ依存で失踪、生活に破綻を来すなど、バンドに多大なる迷惑をかけた。それでも、矢沢はジョニーの音楽性を高く評価していたが、最後はジョニーが不満を爆発させて活動わずか3年で解散。ジョニーはしばらくおとなしくしていたが、矢沢にキャロルの権利関係を押さえられて納得いかなかったようで、03年に『キャロルは矢沢だけのものじゃない。(メンバーの)3人(ジョニー、内海、ユウ岡崎)は矢沢のバックバンドじゃない』と発言して反撃ののろしを上げると、以後2冊の“暴露本”やメディアで矢沢バッシングを繰り返してきた。矢沢はまったくジョニーの挑発に乗ることがなかった」(音楽関係者)

そして、そんなジョニーを矢沢以上に嫌うのが、キャロルのファンや矢沢の側近、特に売れない時代から矢沢を支えた矢沢の妻だというのだ。

「おそらく、矢沢の40周年コンサートにジョニーが出てきても、これまでの経緯から大ブーイングを浴びることになっただろう。ファンの間でも知られるエピソードとして、キャロル時代から矢沢の妻は、内海から自宅に電話があればゴキゲンで矢沢に取り次いだが、ジョニーからの電話は『いい話じゃないな』と直感して、居留守などを使って取り次がなかったという。とにかく、矢沢の妻が嫌ったのがジョニーの“二枚舌”。別の関係者には平気で矢沢の悪口を言うくせに、矢沢の前では急にいい顔をしたりすることがキャロル時代からあった。最近のメディアのインタビューを見てみても、今回の『新潮』では堂々と矢沢批判を展開しているくせに、先に発売されたスポーツ紙では、デビュー40年間で最も印象的だったことを聞かれて『宿命的に矢沢永吉と出会ったこと』と即答。矢沢のライブについても『矢沢さんの40周年を祝い、何万人ものファンがきた。彼の力。そこで内海君が3曲ほどやったそうですね。うれしいことです』と歯の浮くようなコメントをしている。一体、どちらが本当のジョニーなのか?」(同)

ジョニーと矢沢との“雪解け”は永遠になさそうだ。

ソース:日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2013/01/post_12377.html
http://www.cyzo.com/2013/01/post_12377_2.html


ジョニー大倉(本名:朴 雲煥(박운환 / パク・ウナン)日本名:大倉 洋一・1975年にキャロルによる共著『暴力青春』で在日朝鮮人二世であることをカミングアウト)

矢沢永吉(趙永吉、巴山永吉、巴山英吉・広島県広島市出身。血液型はB型。身長180cm。CAROLのメンバー(ジョニー大倉)は在日韓国人。1978年6月8日「日本国籍に帰化」)





あのジョニー大倉が激白! 仰天死亡説の真相からキャロル再結成の行方まで

ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_1673770.jpg


元キャロルのメンバーでロック歌手のジョニー大倉に、突如「死亡騒動」がわき起こったのが6月。だが、ジョニーは7月半ばには元気な姿でライブをこなしていた。一部メディアも追いかけたあの騒動はなんだったのか?  自身は、常につきまとう「キャロル再結成」をどう考えているのか? ジョニーのロック魂を、「脱がせ屋」高須基仁が丸裸にする。

ジョニー(以下、J)さて、今日は何を話せばいいのかな。僕はあまりべらべらしゃべるほうではないので......だからテレビタレントにはなれないんだけど。マスコミはbasically I hate them、好きじゃないんだ。

高須(以下、T) 私は聞き手の達人だから大丈夫。まず、今回の死亡説について。6月25日の深夜、一部の芸能関係者に「Urgent Notice(緊急告知)」と題した英文のFAXが送られてきた。「ジョニー大倉が2009年6月6日に肝臓がんで死去した。すでに故郷の中国ウイグル自治区に埋葬されている。ロックンロールの王様を悼む」と。差出人は、キャロルのデビュー曲と同じ「ルイジアンナ」。いったいなんだったとジョニーは思う? 

J 今でもよくわかってないけど、キャロルあるいはジョニー大倉のファンと称する輩の暴走行為じゃないかなとも思ってるんです。僕が3月に肝臓の悪性リンパ腫の手術を受けたのは事実。そのことを詳しく知っている連中はあんまりいないんですけど、どこで漏れたのか、僕の体を気遣ってライブを中止にしたかったのか、いたずらでもちょっとやりすぎじゃないかな

T 去年の12月、公式サイトを閉めたとき、厭世的なコメントを残していたよね。「ボクはまったく、ちぐはぐな今の地球に少々疲れました」 とか。

J サイトはいろんな事情があって閉めたんですが、僕は作詞家で物書きなので、物事の最終章はロマンチックに終わりたいと思った。実は......スポンサーが3年間いたんだけど、その会社の業績が悪くなったために、ポンと捨てられたわけです。それで「今までかかった費用を返せ」とまで嫌みを言われて......サイトに書いた言葉には、そういったことへの多少の腹いせも含まれています。以前は「ジョニーは天才だ、神様だ」って言ってたのに。その人は僕の後輩なんです、在日の。そういう意味も含めて、互いに盛り上げたいと思ったけど、最終的にはいい別れ方ではなかった。T 去年、ロスでレコーディングしたというアルバムの発売はどうなるの?

J わからない。その会社が借金のカタにそのアルバムを債権者に渡しちゃったんです。『抱いて抱いて抱いて』というタイトルで、キャロルらしい無国籍なメロディに、英語と日本語がまざった無国籍な歌詞。"キャロリズム"が熟したいい作品なんだけど......くやしいですよ。それで、僕は破滅的な精神状態になったんです。
「理由なきジャンプ」で人生が大きく変わった


T 死亡説が誤報だとわかって、ジョニーと「会おう」ということになったんだけど、会ったときは愕然とした。別人なんだもん。すっかり痩せて目だけギョロっとして、感染症予防に手袋してるし。本当に死んじゃうんじゃないかと思ったよ。それから何回か会ったけど、会うごとに健康的になってる。

J 高須さんは今の僕の苦しい胸の内を緩めてくれる人なのかなあと思うと、血液がいいほうに流れたんだと思う。

T ジョニーを死なせるわけにはいかないでしょ。お子さんも3人いるし。長男、長女、次男。お孫さんは?

J 長女の孫が2人いる。
T それじゃ死ぬに死ねないよね。ジョニーは一時すごくダイエットをしていたけど、私はキャロルの頃に戻りたかったんじゃないかと思ってる。70年代、キャロルはみんな美しかった。あの雰囲気に戻したいんじゃない?

J そもそも真樹先生【※真樹日佐夫=ジョニーが通う空手道場の宗師。漫画原作者としても活躍】と初めてお会いしたのはキャロル時代なんです。キャロルの仕事で空手の一日体験をしたときに、神々しい肉体を持った若き日の真樹先生に会った。その後、キャロルが75年に解散して、81年に映画『遠雷』で「日本アカデミー賞優秀助演男優賞」をもらって、87年まで、僕は誰もが認める俳優として飯がくえてた。
T すごかったね。NHKの時代劇『武蔵坊弁慶』(86年)にも出てね。

J 88年の大河ドラマ『武田信玄』出演も決まってたんです。すでにその2話分を撮り終えてた87年10月25日、富山のホテルの7階からジャンプして重傷を負い、すべてが終わりました。

T のちに「理由なきジャンプ」という名言が生まれ、それがきっかけで窪塚洋介が転落事故を起こした際に私がジョニーを、この事故のレポーター役として『サンデージャポン』(TBS)に引っぱり出した。ジャンプした当時は、相当ストレスあったんじゃない?

J ありました。

T そのストレスは、歌をやってないから?

J 歌っても声が出なくて、阿久悠さんと組ませてもらったりあの手この手で売り出したんだけど、あまりよくなくて。イヤイヤ歌ってました。阿久さんの心の中に入り込めなかったのが、残念でした。

T 俳優として認められていく一方で、矢沢(永吉)は歌手としてヒットを飛ばしてるし、自分はどの方向に行けばいいのかって迷っていたんだろうね。

J うちの母が死んだのが79年。その前年、矢沢さんが「時間よ止まれ」で初めて大ヒットした。母が死ぬ直前にか細い声で「あんた、永ちゃんが暗い歌つくったのよ。私には理解できない。キャロルみたいな楽しい歌はつくれないのかな」と言いました。それが最後の言葉で、その「楽しい歌」を僕は求めたかった。最愛の母が死んだとき、僕は「母のあそこにキスさせてください」と医者に言って、異常な行動かもしれないけど、僕が生まれてきたところにキスしました。
T 最高の供養だと思う。で、あの「理由なきジャンプ」から復帰後は、Vシネマで活躍し始めた。

J でも、しばらくして2〜3年家に閉じこもった。40代のころでした。毎日退廃的なことばかり考えて、昼間から睡眠薬飲んで、お酒飲んで、ピザ頼んで、γ-GTが1000くらいになった。半自殺行為ですよ。若き日のキャロルはひとつの時代をクリエイトしたというのに、日本という社会はそういった人間たちをなぜリスペクトしないのかって、たまらなかった。

T 40代でそういうふうに閉じこもったときは、どういうふうに脱したの?

J 腐った心を直すために、いちばんキツいとされる真樹先生の道場に再入門したんです。それが46歳のとき。100キロ以上ある先輩弟子たちにボコボコにされたけど、どっちみち死ぬんだったら、道場で死んだほうがいいという気持ちもあったから、がんばれた。キャロルとか在日とか、僕の人生のいろんなものが汗で流れた。それで50歳で黒帯になりました。
(後編につづく/「サイゾー」7月号より)



●じょにー・おおくら
1952年生まれ。71年にキャロルを結成しデビュー。ギター、ヴォーカル、作詞を主に担当し、「ファンキー・モンキー・ベイビー」などヒット曲を飛ばす。75年、キャロル解散。その後俳優に転身し活躍する一方、ソロアーティストとして、真のロックンロールを追求している。ちなみに、公式プロフィールでは、長い間、「1951年生まれ」となっていたが、帰化するに当たって韓国から戸籍を取り寄せたときに、52年生まれであったことが判明したという。「戦後10年ぐらいは、在日にはそんなことがよくあったんだよ」(ジョニー)。


ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_1122775.jpg


ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_1382613.jpg

ジョニー大倉 全作品 2_b0033699_1384862.jpg

by cress30 | 2006-12-12 12:14 | ★ジョニー大倉(元・キャロル)

<< ジョニー大倉 全作品 1    ●コブクロ 全シングル&アルバム >>