2001年 02月 21日
リンゴスター

2. 夜も昼も
3. ウィスパリング・グラス
4. バイ・バイ・ブラックバード
5. アイム・ア・フール・トゥ・ケア
6. スターダスト
7. ブルー・ターニング・グレイ・オーヴァー・ユー
8. 慕情
9. ドリーム
10. あなたはいつも
11. 愛していると言ったっけ
12. レット・ザ・レスト・オブ・ザ・ワールド・ゴー・バイ
◇
リンゴ・スターがビートルズ解散後に発表した初期のソロ・アルバムは、芸術的制約からの解放とそれまでの過小評価を覆すチャンスを大いに楽しむアーティストの姿を浮き彫りにするものだ。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンがビートルズ時代とあまり変わらない音楽をやっていたのに対し、リンゴは2枚のまるで毛色の異なるアルバムを制作した。アメリカ音楽を代表するスタンダード・ナンバーを集めた、ティン・パン・アレイのトリビュート・アルバムと言えそうな本作『Sentimental Journey』と、ストレートなカントリー&ウエスタン集『Beaucoups of Blues』である。ちなみに伝説によると、リンゴは両親のために本作をリリースしたのだとか。
2nd 1970.09.25 Beaucoups of Blues

1. ボークー・オブ・ブルース
2. ラヴ・ドント・ラスト・ロング
3. ファーステスト・グロウイング・ハートエイク・イン・ザ・ウエスト
4. ウィズアウト・ハー
5. ウーマン・オブ・ザ・ナイト
6. アイド・ビー・トーキング・オール・ザ・タイム
7. フィフティーン・ダラー・ドゥロウ
8. ワイン・ウイメン・アンド・ラウド・ハッピー・ソングス
9. アイ・ウドゥント・ハヴ・ユー・エニイ・アザー・ウェイ
10. ルーザーズ・ラウンジ
11. ウェイティング
12. サイレント・ホームカミング
◇70年9月発表のセカンド・アルバム。バックに名うてのスタジオ・ミュージシャンを集め、本格的なカントリーの味わいも楽しめる好盤。リンゴの力の抜けた歌もぴったり。

1970.12.21
ポーク・オブ・ブルース
クーチークーチー

1971.05.25
明日への願い
1970年代ビートルズ物語

1972.03.20
バック・オフ・ブーガルー
ブラインドマン
3rd 1973.11.13 Ringo

2. ハヴ・ユー・シーン・マイ・ベイビー(ホールド・オン)
3. 想い出のフォトグラフ
4. ダウン・アンド・アウト (ボーナス・トラック)
5. サンシャイン・ライフ・フォー・ミー
6. ユア・シックスティーン
7. オー・マイ・マイ
8. ステップ・ライトリー
9. シックス・オクロック
10. デヴィル・ウーマン
◇ジョージ同様ビートルズ時代は裏方に徹していたリンゴ。ソロになってから出した2作は趣味の域を出なかったけど、遂にやってくれました。「思い出のフォトグラフ」「ユア・シックスティーン」「オー・マイ・マイ」の3曲のシングル・ヒットを出し、アルバム自体も大成功を収めました。大きな要因は多彩なゲストがリンゴの下に結集し、惜しみなくその才能を発揮してくれたこと。元ビートルズのメンバーもジョージが全米1位に輝いた「思い出のフォトグラフ」を提供し、ポールはシングル・カットこそされなかったものの自分のアルバムでさえなかなか作れない「シックス・オクロック」という名曲をプレゼントしています。アルバムの冒頭を飾る「アイム・ザ・グレーテスト」がこのアルバムを物語っています。まさにグレートなリンゴ一世一代の、そしてアフター・ビートルズの作品群の中でも間違いなく後世に残る傑作です。CD化に際して名曲「明日への願い」が収録されたのも嬉しい。もっと隠れた音源や映像を発掘して拡大版として是非出してほしいと切に願ってます。

1973.12.01
想い出のフォトグラフ
ダウンアンドアウト

1974.03.05
ユア・シックスティーン
ステップ・ライトリー

1974.06.05
オー・マイ・マイ
シックス・オクロック
4th 1974.11.15 グッドナイト・ウィーン

オカペラ -
ウー・ウィー -
ハズバンズ・アンド・ワイブス -
スヌーカルー
オール・バイ・マイセルフ
コール・ミー
ノー・ノー・ソング
オンリー・ユー
イージー・フォー・ミー
グッドナイト・ウィーン(リプライズ)

1974.12.25
オンリー・ユー
コールミー

1975.03.05
スヌーカルー
ウーウィー

1975.08.05
グッドナイト・ウィーン
ノーノーソング
1975.12.12 想い出を映して(Blast From Your Past)

ユア・シックスティーン
ノー・ノー・ソング
明日への願い
想い出のフォトグラフ
バック・オフ・ブーガルー
オンリー・ユー
ボークー・オブ・ブルース
オー・マイ・マイ
1970年代ビートルズ物語
アイム・ザ・グレイテスト
1976.09.17 リンゴズ・ロートグラヴィア

ヘイ・ベイビー
ピュア・ゴールド
クライン
ユー・ドント・ノウ・ミー・アット・オール
クッキン
アイ・スティル・ラヴ・ユー
ディス・ビー・コールド・ア・ソング
ラ・ブリーサ
レディ・ゲイ
スプーキー・ウィアードネス
◇
長年、在籍してきたEMIから離れて、レーベル移籍後、最初のアルバムとなった本作では、『リンゴ』(1973年)と同様、元ビートルズのポール・マッカートニー、ジョン・レノン、(1980年に復帰するまで最後のレコーディング活動)ジョージ・ハリスンが楽曲を提供(ジョージは演奏面では不参加)。エリック・クラプトンも「ディス・ビー・コールド・ア・ソング」を提供し、ギターでも参加。

1976.10.15
ロックは恋の特効薬
Cryin'

1977.01.21
ヘイ・ベイビー
クッキン
1977.09.09 ウィングズ~リンゴ IV

タンゴ・オール・ナイト
ウイングス
ゲイブ オールアップ
アウト・オン・ザ・ストリープス
キャン・シー・ドゥ・イット・ライク・シー・ダンス
スリークイング・サリー・スルー・ザ・アレー
イッツ・ノー・シークレット
ジプシー・イン・フライト
シンプル・ラブ・ソング
1977年にリンゴが本気で、アルバムアーティストとしての地位獲得を狙った6枚目のアルバム、前作はゴージャズで話題先行的な作品だったが、本作は話題よりも内容で勝負をかけたかのように曲がしっかりしている。プロデュースはフィルコリンズの「見つめてほしい」を手がけるアリフマーディンで、ストリングスを多用し、かなり予算を使っているなと思うくらい過剰にプロデュースしている。その上にリンゴの素朴な声が乗っかっているという感じで、ミスマッチが楽しい。個人的にはA面に好きな曲が集中しており、「タンゴインザナイト」「愛におぼれて」「ウイングス」などがリンゴソロ曲の中でも上位にくるくらい好きだ。そしてベストトラックは4曲目の「ゲイブ オールアップ」で、この曲のハーモニカやコーラスを聞くと懐かしい少年時代を思い出すというか、リンゴの情感豊かなボーカルに涙が出そうになる。

1977.10.21
ウイングス
ジャストアドリーム
1978.04.21 Bad Boy(バッド・ボーイ)

01.Who Needs A Heart
02.Bad Boy
03.Lipstick Traces (口紅のあと)
04.Heart On My Sleeve
05.Where Did Our Love Go
06.Hard Times
07.Tonight (素敵なツゥナイト)
08.Monkey See-Monkey Do
09.Old Time ReLovin
10.A Man Like Me

1978.07.01
口紅の後
オールドタイムリラブィン

1978.10.01
素敵なツゥナイト
ハートオンマイスリーブ

1981.10.27
Wrack My Brain
Drumming Is My Madness
1981.11.20 Stop And Smell The Roses(バラの香りを)

01.Private Property
02.Wrack My Brain
03.Drumming Is My Madness
04.Attention
05.Stop And Take The Time To Smell The Roses
06.Dead Giveaway
07.You Belong To Me
08.Sure To Fall
09.You've Got A Nice Way
10.Back Off Boogaloo

1982.1.13
Private Property
Stop And Take The Time To Smell The Roses
1983.06.16 Old Wave(オールド・ウェイブ)

02. Hopeless
03. Alibi
04. Be My Baby
05. She's About a Mover
06. I Keep Forgettin'
07. Picture Show Life
08. As Far as We Can Go
09. Everybody's in a Hurry But Me
10. Going Down
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by cress30 | 2001-02-21 13:30 | ◆リンゴスター