2005年 12月 31日
2005年度アルバム・シングル売り上げベスト10
●年間売り上アルバム・シングル売り上げベスト10
★2004年度 ★2005年度 ★2006年度 ★2007年度 ★2008年度 ★2009年度 ★2010年度
★2011年度 ★2012年度 ★2013年度 ★2014年度 ★2015年度
第1位 オレンジレンジ musiQ
(2004年12月1日発売)

J-POPファンからコアなロックファンまでをガッチリとロック、2004年の新世代バンドのなかでも頭ひとつ抜けた感のあるオレンジレンジの2ndアルバム。
激ポップなパーティ・チューン 「ロコローション」、メロディメーカーとしての才能を明示した 「花」 といったシングル曲を筆頭に“グッとくるものなら何でもアリ”のミクスチャー・センスはますます進化している。エモコア、ヘヴィ・ロック、テクノから歌謡曲までを網羅した19曲は、聴く者を1秒も飽きさせることなく一気にぶっ飛んでいく。音楽的運動神経の良さが炸裂した、
第2位 ケツメイシ ケツノポリス・フォー
(2005年6月29日発売)

今回のアルバムの色は緑色。テレビコマーシャルはとある企業の広告を模したもので、八名信夫が「まずい、もう1枚!」とカメラにアルバムを差し出すもの。初動売り上げでは約95万枚を記録し、2006年にダブルミリオンを達成、2005年度の第47回日本レコード大賞のベストアルバム賞に選ばれた。
B'zの松本孝弘は本作を、「ORICON STYLE」 12月19日号の 『人気アーティストが語る2005年“私の1枚”』 にて、「歌詞の優しさ、メロディ、アレンジも含めて丁寧によく練られているなと思いましたね。全曲シングルといっても過言ではないですね」 と絶賛している。
第3位 平井堅 SENTIMENTALovers
(2004年11月24日発売)

「瞳をとじて」 「キミはともだち」 「思いがかさなるその前に…」 と3曲のヒット・シングルを収録、“センチメンタル”をテーマにした6thアルバム。
どんな人にも感じた経験があるだろうセンチメンタリティ――ちょっと切ない気持ちを表現した曲を中心に構成されている。その最大の魅力はやはり、平井堅の圧倒的なヴォーカル・テクニックだ。豊かな声量と心地よいグルーヴ感、そして、繊細な感情をリアルに描き出す表現力。
彼の歌の前では、あらゆる人が無防備になり、心を揺さぶられるはずだ。12曲中6曲が自作曲で、ソングライターとしての才能もさらに伸びている。
『SENTIMENTALovers』(センチメンタラヴァーズ)は、シンガーソングライター平井堅が2004年11月24日にリリースした通算6作目のオリジナルアルバム。
第4位 デフテック Def Tech
(2005年1月22日発売)

Def Tech(デフテック)は、ハワイ出身のShenと東京出身のMicroからなる日本のインディーズレゲエユニット。2001年結成。所属事務所はEuntalk。(iLLCHiLL改名後の社名)
「Def Tech」の由来は「超カッコいいテクニック」と「テクニックをひけらかさない」の二つの意味から来ている。名付け親はRIZEのボーカルJESSE。 ちなみに「Def Tech」の他にも、「タロージロー」という名も候補に挙がっていた。 自らの音楽を「ジャワイアン・レゲエ(ジャパン+ハワイ+ジャマイカ)」という新しいジャンルとして位置づけている。
ヨコハマタイヤ「DNA S-drive」のCMのタイアップと、春のセンバツ高校野球のダイジェスト番組「みんなの甲子園」で流れた曲『My Way』をきっかけに、1stアルバム『Def Tech』が160万枚を売り上げる大ヒットを記録した。
第5位 エグザエル EXILE SELECT BEST
(2005年1月1日発売 )

『PERFECT BEST』(パーフェクト・ベスト)は、EXILE初のベストアルバム。
CDのみのベストアルバムとして、『SINGLE BEST』、『SELECT BEST』の2タイトル、そして2タイトルを一緒にした2枚組CD+ビデオクリップ21曲を完全収録したDVDの合計3枚組で構成されたものが『PERFECT BEST』。よって3タイトルが同時発売された。
『SINGLE BEST』は、デビューシングル「Your eyes only〜曖昧なぼくの輪郭〜」から「HERO」までのシングル14曲(フィーチャリングシングル、限定生産シングルは除く)を収録したシングルコレクション的な内容。
『SELECT BEST』は、アルバム収録曲とカップリング曲からタイアップ曲を中心に10曲、そして限定生産シングル、フィーチャリングシングルの14曲を厳選。さらに急遽収録決定となった新曲「STAY」を加えた全15曲を収録。
『PERFECT BEST』に付くDVDには、これまで発表されたビデオクリップ20曲、そして急遽収録となった新曲「STAY」のビデオクリップも加えた全21曲を完全収録。さらに「HERO」のメイキング映像も収録しており、DVD(ビデオクリップ集)「EXPV」のベスト的な内容ともいえる。
内容の豪華さとお得感が話題になり、また年末年始のテレビ出演効果や元旦発売の効果もあり『PERFECT BEST』はミリオンヒットとなる。さらに『SINGLE BEST』『SELECT BEST』の売り上げを合わせるとベストアルバム3タイトルの総出荷は200万枚を突破した。
200万枚突破を記念して、同年2月に『PERFECT BEST』のゴールドバージョンを限定生産で発売。通常盤との違いは金色のジャケット及びスリーブケース仕様で、ディスクとブックレットの一部が金色に変更されている。
第6位 倖田來未 BEST〜first things〜
(2005年9月21日発売)

初のベストアルバム。デビューした2000年から2005年までに発表されたシングル全てが収録されている。
初回限定盤のみBoAと特別ユニットを結成し話題になった「the meaning of peace」のソロバージョンも含まれている。
初動売上が自己最高を記録。その年の女性アーティストの最高セールスとなった。発売前に 「ミリオンヒットが実現したらクラブを開き一日限定でママになります。」 と公約をし、ミリオン達成した際には銀座に1日限定で「club 倖田」をオープンし、多くの報道陣やファンを招いた。
第7位 浜崎あゆみ MY STORY
(2004年12月15日発売)

『MY STORY』(マイ ストーリー)は、浜崎あゆみ6枚目のオリジナルアルバム。2004年12月15日にavex traxより発売
オリジナルフルアルバムとしては、『RAINBOW』以来、2年ぶり。「CD+DVD」と「CDのみ」の2形態で発売。「CD+DVD」のみ初回盤には4種類のジャケットがある。レンタル版のみCCCDが回避されなかった。
歌詞カードの一部に作曲者の記載ミスがあったため、初期に出荷されたものには訂正を伝える歌詞カードが封入されていた。その歌詞カードの表紙には、本作のジャケット写真に使われなかったカットが使用されている。
2005年(平成17年)3月24日には「SACD」「DVD-Audio」フォーマットでも発売された。これらには全曲が5.1chサラウンドで収録。また翌年には、このアルバムの収録曲(シングル曲も含む)をクラシック調にアレンジしたアルバム『MY STORY Classical』も発売された。
(旧)エイベックス株式会社(→エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社)の純粋持株会社移行後初のタイトル。(新)エイベックス株式会社(現在のエイベックス・エンタテインメント株式会社)が発売元となった。その後のエイベックス・グループの再編により、同社が発売元となったのは本作『MY STORY Classical』のみとなった。
第8位 Mr.Children I LOVE U
(2005年9月21日発売)

約1年5か月ぶり、12枚目のアルバムが完成。洋楽、邦楽の枠を越えたアルバムとして同時代を生きる人にとってかけがえのない1枚となる内容。
Mr.Childrenの通算12枚目のアルバム。TBS系ドラマ『オレンジデイズ』の主題歌「Sign」、日清カップヌードル『NO BORDER』CMのテーマソング「and I love you」、『ポカリスエット』のCMソング「未来」、映画『フライ,ダディ,フライ』の主題歌「ランニングハイ」を含む13曲を収録。
井は本作について「良いといってくれる人は賞賛するが、あまりいい評判をきかない」「自分にとっては最高傑作だが、思ったより一般に浸透しない」などとスガシカオに愚痴をこぼしており[1]、実際に前後の作品より売り上げが低いが、ミリオンセラーは達成している
第9位 ボア best of soul』 (ベスト・オブ・ソウル)
(2005年2月2日発売)

『BEST OF SOUL』(ベスト・オブ・ソウル)は、韓国・日本の歌手、BoAのベスト・アルバム。2005年2月2日にavex traxからリリースされた。
日本での初めてのベストアルバム。「CD」「CD+DVD」の2形態で発売。『LISTEN TO MY HEART』『VALENTI』以来2作目のミリオンセラーを達成。通常盤には「Don't start now」「Be the one」以外(もともとシングルカット扱いのため)のシングル曲14曲とSOUL TREEでカバーした「LA・LA・LA LOVE SONG」が収録されている(ただし、4thシングル「LISTEN TO MY HEART」が最初になっている)。 初回限定盤(『BEST OF SOUL -PERFECT EDITION-』)には「Be the one」を加えた「ID; Peace B」から「メリクリ」までの全シングル曲に「the Love Bug」のミュージック・ビデオ以外に「QUINCY」「メリクリ」のメイキングビデオが収録されている。レンタルCDはCCCD仕様。
第10位 サザンオールスターズ キラーストーリー サザン
(2005年10月5日発売)

『キラーストリート』(KILLER STREET)は、サザンオールスターズの14枚目のオリジナルアルバムであり、本作のDisc1の13曲目に収録されている楽曲名でもある。2005年10月5日発売。
発売後の2009年初頭から2013年夏までサザンは活動停止状態になったが、桑田はその理由の一つに本作品のことに言及し「このアルバムでサザンオールスターズとしてできることの今のところほぼすべてをやりつくしたため」とラジオで公言している(公式には上記の期間を活動休止期間と定めているが、実質的には2007年から2014年夏まで、公の場での活動は限定的な活動に留まっていた)。
2005年10月17日付のオリコンチャートで初週63.3万枚を売り上げて、1位を獲得し、登場6週目の11月15日にオリジナルアルバムとしては、オリコン集計で『Young Love』以来9年ぶりのミリオンセラーを達成し、最終的には累計112.8万枚を売り上げた。

テレビドラマ 『野ブタ。をプロデュース』 (日本テレビ系) で共演した亀梨和也 (KAT-TUN) と山下智久 (NEWS※当時) の期間限定ユニット。
発売当時、亀梨はCDデビューしておらず、本作が初のCDとなった。
累計売上は162.6万枚(オリコン調べ)。累計出荷枚数は200万枚を突破した。スウェーデン・台湾では通常盤のみの発売。
(2005年11月2日発売)

約7か月ぶりとなったシングル。
春と言えば誰もが連想する`桜`をテーマに、軽快なテンポ感と深みのあるリリックが絶妙に絡み合った 「さくら」 。
カップリングには、
インディーズ時代の名曲 「新生活」 のリメイク・ヴァージョン 「新生活~アコースティックmix~」、「ケツメンサンバ」 を収録。
(2005年2月16日発売)

約13か月ぶりのシングルは、TV、CM、映画などで話題の楽曲たちをフルに収録した4曲すべてがA面とでも言うべき内容といえる。
さらに、「and I love you」 のミュージック・ビデオを収録(エンハンスドCD仕様)。
本作は 『ポカリスエット』 のCMソング 「未来」、映画 『フライ、ダディ、フライ』 の主題歌 「ランニングハイ」などを収録した。
(2005年2月16日発売)

最大の初動売上を記録した通算9枚目のシングル。累計売上では、「花」に続く2番目。2004年10月からオンエア中のアニメ 「BLEACH」 主題歌。 テレ東系アニメ 『BLEACH』 初代オープニングテーマ。なお、このシングルは新録でアニメに使用されたものとは異なる。
インディーズ時代からあった曲であり、その当時の曲名は「星」。その後、「タイトルが記号って何か面白いんじゃない?」 というメンバーの思いつきにより今の 「*〜アスタリスク〜」 となる。
(2005年2月23日発売)

GLAY×EXILEによるコラボレーションシングル。5万枚完全限定生産プレミアムフォトジャケット。リリース当時の音楽番組での披露はテレビ朝日 『ミュージックステーション』 のみ。SHUN脱退後はTBS系 『EXILE魂』 にGLAYがゲスト出演した際に披露。同年12月18日に横浜アリーナで行われた 「EXILE LIVE TOUR 2005 “PERFECT LIVE~ASIA~”」 最終公演アンコールにおいてGLAYが飛び入り参加しこの曲が披露された。
(2005年7月20日発売)

記念すべき20作目のシングル。A面とそのアレンジバージョンの2曲でリリース。
1999年の 「雨のMelody/to Heart」 以来のオリコンチャート1位となった。
10代の若いカップルから年老いた夫婦の結婚記念日など、どんな記念日にもピッタリくる1曲。
(2004年12月22日発売)

B'zの39作目のシングル。TVドラマ 『海猿』 の主題歌。
ドラマのタイアップ効果もあり、16thシングル 「ねがい」 以来、10年ぶりにオリコン週間チャート6週連続10位以内チャートイン。シングルとしては3年ぶりに累計売上が50万枚を突破。 「GOLD」 以来4年振りのバラード曲。ちなみにオリジナルアルバムに収録された唯一のシングル。個性的でメタリックなギター・サウンドと、しなやかで鋭いヴォーカルが特徴のB`z。朝日サッカーCMソング 「なりふりかまわず抱きしめて」 収録。 (2005年8月10日発売)

10枚目のシングル。2週連続オリコン1位を獲得。同名曲の別バージョンは収録されていない。映画 『電車男』 主題歌。メンバーが、脚本を読んだ上で書き下ろした曲。
ちなみに、RYOは最後まで主人公の気持ちが分からなかったらしい。
シングル曲としては初めてNAOTOのギターソロがある。仮タイトルには 「マーマレード」 「弱肉強食」 などが候補に挙がっていた。
(2005年5月25日発売)

トラジ・ハイジは、ジャニーズ事務所2人組ユニット。
『ファンタスティポ』 とは、国分太一・堂本剛主演の映画であり、同名の主題歌でもある。
この映画をきっかけに、2004年12月21日、役名の名義のまま 「トラジ・ハイジ」 を結成。2人がユニットとして共演するのは、2003年1月のJ-FRIENDS解散以来約2年ぶりとなった。
(2005年1月26日発売)
第10位 NANA starring MIKA NAKASHIMA グラマラス スカイ

中島美嘉が 「NANA starring MIKA NAKASHIMA」 名義でリリースした16枚目のシングル。
自身が主演した映画 『NANA』 の主題歌として大ヒット。後にNANA starring MIKA NAKASHIMAの最初で最後のアルバム 『THE END』 にも、このシングル曲やc/w曲が全て収録された。
本作でシングルでは自身初のオリコン1位を獲得。
女性アーティストの作品で唯一2005年度オリコン年間シングルランキングでTOP10入りを果たした。
(2005年8月31日)
by cress30 | 2005-12-31 23:59 | ●年度別売上アルバム・シングル